ドメインとサーバーとは何か、詳しく解説します。
みなさんは「ドメイン」と「サーバー」って知ってますか?
Webサイト(以下ホームページ)を作ろうと思うと、必ず出てくるこの二つのワード。
この二つはどのような役割をしているのでしょうか?
初心者の方にもわかるように解説していきます。
ドメインとは何か
このようなURLはみたことありますか?
https://〇〇〇.com
ドメインとは、このURLの〇〇〇.comの部分を指します。
どのような役割かというと、インターネット上の住所のような役割です。
インターネット上には無数のWebサイトが存在しています。
この1つ1つのWebサイトがインターネット上のどこにあるかを管理するため、ドメインと呼ばれる「住所」をそれぞれのホームページに与えているのです。
ドメイン取得は下記のようなサービスで可能です。
ドメインとIPアドレスの関係
もう少し深掘りしてみましょう♪
みなさんは「IPアドレス」って聞いたことありますか?
こんな感じの数字の羅列です。
「123.4.56.789」
ドメインとIPアドレス、実はこの二つはどちらもインターネット上の住所の役割をしているんです!
とはいっても名前も見た目も全然ちがいますよね。
どういうことかというと、IPアドレスの数字の羅列は人間にとっては覚えにくいため、ドメインという覚えやすい形に変えてあるのです。
これは、実際に私たちが住んでいる住所でも同じことが言えます。
例えば、京都駅の住所は「下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町」ですが、地図上の場所は「緯度 : 34.985871 経度 : 135.75704」で表す事ができます。
「ここが今日の集合場所ね!」と言われてもわからないですよね!?
そのため私たちは都道府県、市町村といった具合に、自分たちがわかりやすい形で場所を区別しています。
サーバーって何?
サーバーの種類には下記がありますが、今回はWebサーバー(以下サーバー)について解説します。
- Webサーバー
- メールサーバー
- データベースサーバー
- DNSサーバー
- FTPサーバー
- SSHサーバー
サーバーとは、一言でいうとホームページの土台となるもの。
例えば、サーバーとドメイン、ホームページの関係性を説明する時は、一般的に「一軒家」に例えられます。
皆さんが「よし!マイホームを建てよう!」と思ったと時、必ず「土地」を用意して、その上に家を建てますよね。
サーバーとは、この土地のことを指します。
そして「家 = ホームページ」とイメージしてください。
家は、土地が無ければ建てることができないのと同様に、家となるホームページを公開するには、土地となるサーバーが必須なのです。
そして最後に、家を建てたら必ず割り当てられる住所が、ドメインにあたります。
※ドメインは、Webの世界では自動的に割り当てられるのではなく、自分で取得しないといけません。
サーバーをもう少し詳しく解説
サーバーを一言で「土地」と言いましたが、やはり実際はもう少し複雑なもの。
サーバーの役割ををもう少し詳しく説明すると、
「普段はWebサイトの情報を保管しておき、ユーザーのリクエストに応じて必要なデータを提供する。」という役割を持っています。
サーバーは、ホームページの土台となるだけでなく、「情報を保管する」という能力を実は備えているんですよ!
そして、サーバーは家、つまりホームページの情報も保管してくれているんですね。
どんな情報かというと、HTML・CSS・JavaScriptなど、このWebサイトがどのように構成されていて、どんな文章や画像が入っているかなど、Webサイトを構成するために必要な情報を保存してくれています。
つまり、私たちがWebサイトを閲覧するときは「このWebサイトの、このページがみたいのでデータをくださーい」
とサーバーにリクエストすると、サーバーは保存しているデータを提供してくれるので、私たちのパソコンやスマートフォンでホームページを見ることができます。
レンタルサーバーとは?
サーバーにはたくさんの種類があります。
- 物理サーバー
- 仮想サーバー
そのなかでも細かく分類すると
- 共用サーバー
- 専用サーバー
- VPS
- クラウドサーバー etc
さすがにここまでサーバーの種類を知っておく必要はないのですが、もしあなたがいつか自分のホームページを作りたいと考えているのであれば、一つだけ知っておいて欲しいのがレンタルサーバーです。
レンタルサーバーとは、サーバー業者からサーバーを借りることができるサービスのこと。
ホームページを作る時は、このレンタルサーバーを利用することが多いです。
しかし、サーバー業者もたくさんいるため、契約する際にはいろんなレンタルサーバーを比較して自分に適したものを選ぶ必要があります。
比較するべき項目は
- 表示速度
- 価格
- スペック
- サポート体制
- 安定性 etc
サーバーに関しては、設定する際に専門知識が必要になります。
ここで失敗するとホームページにエラーが出てしまったり、必要なファイルを誤って消してしまい、ホームページ自体が表示されなくなったりする可能性もあります。
サーバーの契約や設定に関しては、無理に自分で設定するのはリスクが高いので、プロに相談しましょうね。
下記のレンタルサーバーは弊社でも利用しているもの含めて一例です。
まとめ
- ドメインとは、インターネット上の住所
- サーバーとは、インターネット上の土地
- ドメインとIPアドレスは同じ役割+
- サーバーは、リクエストに応じて必要なデータを提供してくれる
- ホームページを作るなら、レンタルサーバーが必要
ドメインとサーバーについて、理解できたでしょうか?
この二つは「住所」と「土地」という、切っても切れない関係にあるということを覚えておきましょう♪